木材へのこだわり
モクイタヤのウッドサーフボードは杉材や桐材をメインに輸入材、地域のブランド杉等、いろいろな木材の中から厳選した無垢材を用いて製作しています。
その他、地元杉の間伐材や、環境保全を目的に端材から再生させた(再生端材)の使用も、ご希望によりとりいれます。
適度にしなり、暖かい感触と木の香りが残る自然な乗り物の素晴らしさを、皆様もぜひ体感してください。
古代ハワイやポリネシアにおいて、木を削りだして板状にした、アライアやパイポ等で波に乗った行為がサーフィンの起源といわれ
木材はサーフィンの始まりから幅広く利用されてきました。
1950年代後半、現在のPUフォームやEPSに代表される発砲プラスチックが登場すると、木材に比べ極めて軽量で生産力にすぐれる発砲フォームは
瞬く間に広がり、高性能なサーフボードが進化しながら次々生み出され時代のカルチャーと相まって急速に発展を遂げます。
それ以前のアライアやオロ、現在のサーフボードの原型に近いレッドウッドやバルサを使ったホローボードまで、ほとんどのウッドボードは静かになりをひそめました。
環境汚染が深刻な現在、改善に向けて議論が交わされるなか
自然素材の物や価値観が見直され始め、ウッドサーフボードの価値が再認識されつつあります。
しばらく博物館に眠っていたウッドサーフボードの世界では、技術革新によって劇的に進化した樹脂や溶剤により
以前よりはるかに軽量で頑丈になり、最新のデザインを取り入れた新たなウッドサーフボードが注目を集めています。